更新日:2018/10/25

乳酸菌の「菌」は、たくさんの種類がある!

実は乳酸菌は、1種類の菌ではありません。

乳酸菌という名前は、たくさんある菌の総称(あだ名)です。

乳酸菌には、「数千以上の菌の種類」があります。

乳酸菌は動物性と植物性に大きく分けられますが、生物学的には「菌属」「菌種」「菌株」の分類があります。 「菌属」をさらに細かく分けたものが「菌種」で、「菌種」をさらに細かく分けたものが「菌株」です。

「菌株」はその中で発見者や開発メーカーがつけた個性的な名前が多いです。ヨーグルトで有名な「LG21」なんかも菌株名の一例ですね。

菌株が違えば、その効果も変わってきます

乳酸菌の効果といえば、お通じの改善、花粉症などアレルギーの改善、免疫力の向上…などたくさん挙げられますが、 これらの効能は菌株によって現れたり現れなかったりします。乳酸菌とついているすべての商品に万能の効果があるわけではないのです。

ヨーグルトならそのヨーグルトに入っている菌株でどんな効果か決まるし、乳酸菌サプリならサプリに入っている菌株で効果が決まります。

ですから、悩みに合った菌株を配合した乳酸菌を選ぶことが重要になってきます。

乳酸菌の菌株による効果の違いの例

メーカーによって、利用されている乳酸菌に違いが出ていることが多いのですが、この乳酸菌には効果の違いがあります。

例としてあげると、「LG21」という乳酸菌を利用しているものを飲むと、腸までしっかり届いて病気の予防に効果的です。 腸まで溶けないで届くように作られているために、他の乳酸菌に比べると効果が比較的強くなり、病気の予防になります。

他に使われている乳酸菌では、「R-1」というシリーズもあります。このシリーズに利用されている乳酸菌は、病気の予防に強力な効果を持っており、体を強くする効果を持っています。乳酸菌が病原菌に対して強い体を作るようになり、毎日の健康を保つために利用されています。他にも便秘に対して割と高い効果を持っていて、便秘で苦労している人が利用すると改善されやすいです。

有名なブルガリアヨーグルトに利用されている成分では、乳酸菌が2つ採用されており、 これによって腸の状態を改善したり、お腹の調子が悪い時に利用すると、下痢止めのような効果をもたせることができます。

このように、乳酸菌は名称によって効果が大きく変わっており、 メーカーによって研究している成果も異なるために、利用した時の効果は変わる傾向にあります。

乳酸菌サプリを選ぶなら、乳酸菌の種類=菌株の効果が自分に合っているものを選ぶのがベストですよ。

当サイトでは、菌株の効能一覧表を公開しています。
表を参照すれば、菌株ひとつひとつの効能がすぐにわかります。乳酸菌サプリを選ぶ際、ぜひ参考にしてみてください。

乳酸菌サプリを選ぶなら「菌量」もチェックしよう

乳酸菌サプリメントに含まれる菌量(菌の数のこと)は、多いほうが効果的です。
「生きて腸まで届く」のが特徴の乳酸菌でも、すべての菌が残らず腸に届くわけではありません。必要な量がしっかり腸まで届くには、やはりある程度の数が必要です。
腸内で働く際にも、少なすぎると働きが充分ではなくなります。

乳酸菌摂取量の目安は特に定められていませんが、腸内環境を改善するためには1日1兆個以上を摂取するのが望ましいと言われています。
1日2兆個の乳酸菌を摂取することで潰瘍性大腸炎の症状が改善されたという例もあり、健康効果を発揮するためにはかなりの菌が必要だとわかります。

そこで乳酸菌サプリは、ヨーグルト○個分!などといった宣伝文句で菌の多さをアピールしているのですね。
しかし、ここで基準にされるヨーグルトは業者によってさまざまなので注意!サプリをじっくり選ぶなら、純粋な菌の数での比較が必要になってきます。
当サイトで評価しているサプリはすべて「100gに100億個の乳酸菌を含むヨーグルト」で換算しています。


乳酸菌サプリメントを選ぶなら、「菌株」で!

ベストな乳酸菌サプリメントを選ぶには、「菌量」と「菌株名」をチェックしましょう!

乳酸菌と一口に言っても、種類はたくさん。その中のひとつひとつの菌株に個性があります。たとえば、乳酸菌シロタ株やビフィズス菌SP株などが有名ですね。

乳酸菌サプリメントは、菌株の種類と数によって効果が大きく異なります。お通じや肌荒れ、免疫力など、それぞれの悩みに合った菌株を選ぶことが重要です。また、菌の数が多ければそれだけの効果が期待できます。

当サイトでは、多くの乳酸菌サプリメントの菌株を調査しています。



人気の乳酸菌サプリメントを9項目で徹底評価しました

乳酸菌サプリメントを選ぶポイント
『菌株』が多く、ヨーグルト50個分以上を摂ることができる
『体の調子を整える成分』便秘改善、免疫UP)が多く入っている
『症状の改善成分』(便秘、アレルギー、コレステロール、肌荒れ等)有り

人気の乳酸菌サプリを、『菌株数』『便秘改善』『アレルギー』『コレステロール』『免疫』『大腸炎緩和』『肌荒れ改善』『胃癌予防』『血糖値』の9項目で評価しました!

菌株数
(2点)
便秘
改善
(1点)
アレルギー
(1点)
コレステロール
(1点)
免疫
UP
(1点)
大腸炎緩和
(1点)
肌の
荒れ
(1点)
胃癌
予防
(1点)
血糖値
(1点)
総評


乳酸菌革命

300個分


フジッコ 善玉菌のチカラ

0.2個分


ラクトプランL-137

1個分


カネカ ラブレ

0.2個分


菌株数
便秘
改善
アレルギー コレステロール 免疫
UP
大腸炎緩和 肌の
荒れ
胃癌
予防
血糖値
総評

メガサンA150

100個分


ラブレ創健 ラブレ

1.8個分


久光健康通販 乳酸菌(ec-12)

100個分


メイトー ビフィズス菌LKM512

0.6個分


菌株数 便秘
改善
アレルギー コレステロール 免疫
UP
大腸炎緩和 肌の
荒れ
胃癌
予防
血糖値
総評

乳酸菌宣言

不明


ビフィズス菌のちから 飲むビフィズス

0.6個分
不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明

新谷乳酸菌 ラクトバチルス

0.02個分
不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明

日本薬師堂 生き生き乳酸菌

1.2個分
不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明
スマホの場合、表が右(→)にスライドできます

比較表の見方

乳酸菌サプリメントの菌株の効能は、以下の8つに分けられます。
比較表では、乳酸菌サプリメントに含まれている成分がこの8つの効能のうち、どれをカバーしているかをチェックしています。
また、含まれている乳酸菌の量がヨーグルト何個分に相当するかも加味して採点しています。

菌はヨーグルトの何個分か(ヨーグルト100gは100億個分と仮定)
乳酸菌は、1日1兆個以上を摂取するのが望ましいとされています。菌の量が少ないと、働きも充分ではなくなってしまう可能性があるので、なるべく菌が多いものを選ぶとよいでしょう。

お通じがよくなる
乳酸菌シロタ株などの菌株は腸内で働き、善玉菌と悪玉菌のバランスを整えてくれます。腸内環境が整備されることで、お通じがよくなります。

花粉症・アトピー性皮膚炎を緩和
フェカリス乳酸菌などの菌株は、花粉症などのアレルギー症状に効果があります。

コレステロール値を下げる
ガセリ菌SP株などの菌株には、コレステロール値を低下させる作用があります。コレステロール値が高いと、動脈硬化のリスクが高まります。

免疫力を強くする
ビフィズス菌SP株など多くの菌株に、免疫力を高める効果があります。免疫系の活性化により、日々の健康や病気予防に繋がります。

潰瘍性大腸炎の症状を抑える
潰瘍性大腸炎は免疫の仕組みの異常から起こる病気ですが、乳酸菌を摂取することで症状が緩和することが報告されています。

肌荒れを改善
ニキビや吹き出物なども含む肌荒れは、腸内環境の乱れから起こります。フェカリス菌などの菌株の作用は、肌荒れの改善にもつながります。

胃がんを予防
LG21などの乳酸菌は、胃がんの原因となるピロリ菌を抑制する働きがあり、胃がんを予防してくれます。

血糖値の上昇を抑える
生活習慣などによる血糖値の上昇は、乳酸菌の働きで抑制することができます。血糖値が上がると、糖尿病などのリスクが高まります。


採点方法は次のとおりです。

合計点数 = 「乳酸菌の数」+「菌株の効能」

「乳酸菌の数」の採点法
= 2点(ヨーグルト50個分以上)
= 1点(ヨーグルト10個分以上)
= 0点(ヨーグルト9個分以下)
(ヨーグルト100gは100億個と仮定)

「菌株の効能」の採点法
= 1点(効能あり)
- = 0点(効能なし)
(お通じ改善、花粉症・アトピー性皮膚炎の緩和、コレステロール値低下、免疫力増強、潰瘍性大腸炎の症状抑制、肌荒れの改善、胃がん予防、血糖値上昇の抑制の各効能につき、それぞれ0~1点の合計8点満点)

人によって相性のいい乳酸菌は違う

乳酸菌を配合した製品の種類が多いのと同じように、人の体の中に潜む菌の種類も非常に豊富です。 そのため、自分の体内で何らかの問題を起こしている菌と相性の良い乳酸菌を取り入れなければ、本当の意味で効果的な対策ができているとは言えません。

人によって相性の良い乳酸菌とそうでない乳酸菌が存在するため、しばらく続けたけれど思うような効果が出ないという方は、一度別の種類の乳酸菌を配合する商品を試してみることをおすすめします。

どの乳酸菌が自分の体との相性が良いかということは、実際に試してみなければわからない問題ではありますが、体の問題が特定できていれば、それに合う特性を持った乳酸菌を見極めることは可能です。

たとえばコレステロール値を下げたいという方はガセリ菌SP株、BB536菌を配合した製品、 腸内環境を整えて健康な体にしたいという方はBB536菌やL-55乳酸菌、 免疫力を高めたいという方はプラズマ乳酸菌やガセリ菌SP株が配合された製品が効果的です。

また、乳酸菌は飲んだ直後から効果をもたらすものではなく、ある程度長い期間継続することで真価を発揮するため、最低二週間は同一の商品を継続して摂取すべきでしょう

乳酸菌をサプリで摂るメリットって?

乳酸菌は、ヨーグルトをはじめ発酵食品に含まれていることで有名です。また、キムチや味噌、チーズなどにも含まれています。ふだん口にする食品からも摂取できる乳酸菌を、あえてサプリメントで摂取するメリットってなんなのでしょうか?

ほとんどの乳酸菌は胃酸に弱いため、食べ物から摂取してもほとんど死んでしまいます。サプリメントに含まれているのは、生きて腸まで届く乳酸菌がほとんどです。胃酸に溶けにくいカプセルを使ったものもあります。死んだ菌にも良い効果はありますが、生きた菌とは働きが違います。 サプリメントという形状のメリットとしては、カロリーが低いことも魅力です。糖分などで食べやすい味に調整する必要はないですからね。賞味期限もなく、常温で長期保存することができます。

最近では質の良いヨーグルトや乳酸菌飲料も売られているため、絶対にサプリメントの方がいいと断言はできませんが、メリットが多いことは確かです。


乳酸菌サプリに入っているオリゴ糖で太らないの?

便秘で悩んでいる人に役立つのが乳酸菌です。乳酸菌には腸内環境を改善して便通を促す働きがあります。

ヨーグルト、ぬか漬け、キムチなどに含まれていますが、毎日同じものを食べるのは飽きるし、カロリーが気になりますよね。そんなときに便利なのが乳酸菌サプリです。サプリならカロリーを気にせずに手軽に摂ることができます。

乳酸菌サプリにはオリゴ糖が配合されていることがあります。オリゴ糖は糖分なので、ダイエット中の方は太らないか心配だと思います。乳酸菌サプリに入っているオリゴ糖で太ることはないのでしょうか。

オリゴ糖は消化されにくい物質で、消化されずに大腸に届いて腸内の善玉菌のエサになります。乳酸菌と一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。

オリゴ糖のカロリーは1gあたり2~4kcalと低カロリーです。消化されないのにカロリーがあるのは腸内細菌によって分解されてエネルギーができるからです。甘味は砂糖に比べてやや少ないです。

乳酸菌サプリに入っているオリゴ糖の量はわずかで、1日分で1gにも満たない量です。製品にもよりますがカロリーは5kcal前後で低カロリーです。

乳酸菌サプリの魅力の一つはカロリーを気にせずに摂取できることです。これくらいのオリゴ糖の摂取で太る心配はありません。

【サイト調べ】
※当サイトでは、乳酸菌の菌株名を各成分辞書に基づいて、1つ1つの成分を効能に分類しています。
※効能については、研究者により効能の見解が分かれることがあります。個人での判断の上、ご活用下さい。

※上記の乳酸菌の効能・効果表は、以下のサイトを参考にして、作成しています。
※新しい菌株の効能とともに、随時更新していく予定です。
  ・wikipedia:乳酸菌
  ・乳酸菌リスト情報
  ・正式な菌名リストについて
  ・一般社団法人 食と健康推進協会
  ・厚生労働省 乳及び乳製品の成分規格



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